【MTG】モダン1枚考察:盲信的迫害

強い(確信)
色からするとエスパーのカードなのかな、と思いましたが軽く調べてみるとグリクシスから帰還して以来人が変わってしまったバントの方であるジャリクさんのカードみたいです。ややこしい。それぞれが混ざっているのですね。
ジャリクさんがグリクシスのアンデッドを熱心に迫害している図がこのイラストというわけでしょうか。フレーバーテキストにもこうあります。
「グリクシスから戻ったジャリクは変わってしまったよ。彼女の目は取り憑かれたようだった。 奴らをその不浄の笑みで殺したんだよ。ぞっとするな。」
――― ワイホーン騎士長.
グリクシスこわい。

自軍に全体パンプと敵軍に全体マイナス修正を与える2マナのインスタントです。つまり全体除去にもなる大変お得な1枚。貴族の教主などの各種マナクリーチャー、闇の腹心、未練ある魂によるスピリットトークン、若き紅蓮術士とそのトークン、メムナイト、ヴェンディリオン三人衆などなど、モダンにも案外タフネス1は多く存在しています。


そんなおいしい場面で使ったら鬼のように強いのは当然としても、普通にP/Tに2点差を付けるというのも実際にやってみると想像以上に大きいものです。2/2の熊が3/4のタルモゴイフに対し一方を取るようになり、サッフィー・エリクスドッターもルアゴイフを殴り倒しかねない修正というわけです。我ながら不適切な例えです。


更に盲信的迫害の嬉しい点は、これで欠片の双子コンボが止まるというところです。白黒というカラー自体は双子に対処する手段を豊富に持っていますが、これは単なる除去で終わるカードではありませんから、散らすことでより受けを広くできます。呪文滑りで防げないのも心強いですね。

あまり見かけませんが唯一、水跳ねの海馬によるコンボの場合盲信的迫害では止まらないので注意したいところです。
様々な使い方ができ、白黒に触るなら一度は検討したいカード、盲信的迫害でした。トークンデッキでは既に定番のポジションですが、環境によっては見かける機会も増えるであろう呪文ですね。使い方の幅が広く、面白いです。
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COMMENT
かなりすき
サイドに1枚とっとくと美味しかったりするよね